デンタルケア

定期的な歯磨きは健康維持のために必要です。

上記の2件の例は、あいペットクリニックでも非常に珍しい症例です。

左の例は、重度の口内炎によって頬に穴が開いてしまった例です。

右の例は、奥歯にものが詰まった状態で放置したため、犬では大変珍しいいわゆる「虫歯」になった例です。

犬の歯磨きの仕方

成功のポイント

  • 慣れた環境で落ち着いたときに行いましょう。
  • 飽きてきたり嫌がった場合は無理せず時間をあけましょう。

 

1. 口(マズル)を触られることに慣れさせましょ

① フードなどの好物を準備します。

② 手に好物を持ち、犬が好物に集中している間にもう一方の手でマズルにふれます。

③ おとなしくさわらせてくれたら褒めてご褒美を与えます。

④ 慣れてきたら唇をめくる練習をします。

※ 好物はフード1粒など小さいものにし、エネルギーの摂りすぎに注意しましょう。

 

2. 指で歯や歯肉に触られることに慣れさせましょう

歯ブラシを使った歯みがきの前に、飼い主の指で歯や歯肉にふれられるようにします。

このとき、動物用歯みがきペーストなど、
おいしい味のついたものを指につけると嫌がらずに受け入れやすくなります。

3. デンタルブラシを使って歯磨きをしましょう。

最初はデンタルブラシに対する恐怖心を除くため、ブラシを歯に一瞬あて、できれば褒めてご褒美をあげます。

デンタルブラシへの抵抗がなくなったら徐々に時間を延ばしブラシを動かして歯みがきをします。みがきやすい犬歯や切歯(前歯)から始め、徐々に奥の方の歯までみがきましょう。

切歯(前歯)

犬歯

臼歯(奥歯)

4. 口を少し開けさせて、歯の裏(内)側を磨きましょう

犬は口を長い時間開けておくことを嫌がるので
1回に付き1本を短時間で行い、無理にみがかないようにしましょう。

 歯石・口臭予防コスト一覧

特徴 費用
歯磨き

(ブラッシング)

労力(+++)

毎日のブラッシングが必要。

一度付いた歯石除去には、デンタルフードとガム併用が必要

歯磨き代、デンタルガム、デンタルフード

 

1,000円~4,000円/月

歯磨きスプレー

(リーバスリー)

労力(+)

寝る前のスプレーが必要

歯石が落ちる、殺菌効果あり

臼歯への効果は弱い

8,700円/ボトル

(4ヶ月間使用可能)

 

約2,200円/月

サプリメント

(デンタルバイオ)

労力(-)

食事に混ぜるだけ

2週間で口臭が半減(臨床実験)

各種栄養補助成分も配合

約4,400円/月