インターフェロン療法


原理

インタードッグは、イヌインターフェロン-γ(組換え型)を有効成分とする犬のアトピー性皮膚炎治療薬として東レが開発し、2005年より日本で製造販売しています。

最も新しい治療方法で、免疫のバランスを取る事でアレルギー症状の緩和をします。

インターフェロン-γは、おもに活性化されたT細胞やNK細胞で産生され、免疫機能の活性化を促すことから、免疫インターフェロンとも呼ばれています。人の領域では、腎癌、成人T細胞白血病などに対する治療薬として使用されています。獣医領域でも抗がん作用も注目を集めています。


手順および費用

1 40種抗原特異的アレルギー検査  12,000円
2 皮下注射による治療 注射1回 2,500円
週3回 x 4週間 = 12回  合計 30,000円
(5kg程度の犬の場合)

治療

本院では、通常のインターフェロン療法の変法を用いています。その理由は

① 来院の回数が減り、負担が少なくなる

② 他の皮膚疾患の治療を並行して行う事が出来る。

詳しいプログラムに関しては、ご来院の際に説明させていただきます


効果およびリスク

効果としては70%の改善がみられています。
一般的に若齢動物の方が高齢動物よりも治療の効果が高いです。また長期にわたってステロイド療法を受けた後は反応が悪い場合が多いです、

このインターフェロンは、元々体内にある物質なので体に優しく、副作用も少ないのが特徴です。当院では、のべ300例の治療をしている中で軽度のアレルギー反応が1件あったのみです。


関連疾患

アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、ノミアレルギー