凍結療法


原理

あいペットクリニックでは、獣医療用のクリヨペンという機材を使用します。

以下に発売元のペティエンスのHPを引用しました
クリヨペンは、手軽に凍結療法ができるように独自の発想により開発された医療機器です。

冷凍浸透の目安凍結療法は、繊維構造を保ちながら患部組織を凍結し細胞を破壊させ、標的とするイボなどを自然脱落させる方法です。この方法は安全かつ簡便で受入れられやすい方法で効果も良好です。一般的に、冷凍照射後30分以内に浮腫ができ、浮腫状態は4日間ほど残ります。目的とする細胞壊死は3日以内に明瞭となり、7~14日で壊死細胞が自然脱落します。従って、治療間隔は2~3週間が一般的です。

クリヨペンは、大変管理しやすく、疾患部位を的確に治療でき、無臭で痛みもほとんどなく非常に受入れやすい医療機器です。安定した低温状態で病変を処置すれば、より良い治療結果が期待できると共に簡単に使用でき、経験を積むことにより治療技術が間違いなく向上します。

クリヨペンで使用する液化亜酸化窒素ガス(以下、N2Oガス、X:8g)は、マイクロアプリケーターを通じて治療したい部位の細胞に直接働きかけます。全身どこの部位であっても、些細な皮膚病変を治療することができます。このマイクロアプリケーターは3種類のサイズがあり、治療部位に応じて使い分けることによって、より高い効果と安全性が期待できます。治療に用いるN2Oガスの温度は常に-89℃に維持されており、よって非常に高い効果をお約束することができます。

N2Oガスをコンパクトなカートリッジに超高内圧(55バール)で充填することにより、凍結療法が非常に簡便になりました。クリヨペンは、優れた技術を応用した冷凍ガス治療器であり、1本のカートリッジで数箇所の治療が可能です。そして、N2Oガスは使用途中での保存も可能で安全かつ簡便に使用することができます。

対象疾患

浮頭腫、線維腫などの良性腫瘍、マイホーム腺腫、マイボーム睫毛重生などが凍結療法の対象となります。

対象疾患1 対象疾患2 対象疾患3 対象疾患4 対象疾患5
対象疾患6 対象疾患7 対象疾患8 対象疾患9 対象疾患10
治療例

(1回の照射を長くするより、2~3回照射・凍結・融解を繰り返す方が効果的です。)

治療例


手順および費用

どんな腫瘍にも適用できるわけではないので一度診察をさせていただきます。場合によってはレーザー治療が必要になる場合もあります。

1回の照射は約10分ほど、費用は大きさにもよりますが大豆の大きさであれば、5,000円程度になります。

ほとんど痛みのない治療になりますが、怖がっている場合や痛みに敏感な動物の場合は、痛み止めの注射や局所麻酔を行って処置する場合があり、そうした症例の方が多いです。


治療

一般的な治療の流れ
一般的な治療の流れ
1か所の腫瘍の場合、1週間おきで2~3回ほど照射いたします。

 


効果およびリスク

ほとんどの症例で改善が見られます。

再発する場合がありますが、再度凍結療法を行うことで十分にコントロールが可能です。

 


関連疾患