甲状腺機能亢進症


原因

甲状腺と呼ばれる内分泌臓器が異常亢進を起こし、甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気です。甲状腺ホルモンは、代謝を活発化する作用があり、体温を上昇させ、活動性を活発化させるホルモンですが、過剰であると、代謝が促進されすぎて、心疾患や腎疾患などの症状を引き起こす。

犬に発生する事はまれで、主に高齢の猫に発生します。人間ではバセドウ病と呼ばれています。


症状

猫の場合、食欲旺盛になって沢山食べるが、かえって痩せていく事が多く見られます。また活動性が上昇して元気は良くなるが、かえって凶暴になる事もあります。また下痢や便秘を起こす場合もあります。


治療

内科的な方法と外科的な方法があります。

内科的な方法の場合、メルカゾールなどの抗甲状腺剤を使用します。毎日の投薬と副作用の管理が面倒になります。

一方、甲状腺を外科的にとってしまう方法もあります。

さらに近年、ヒルズ社からy/dといった処方食が発売されています。食事療法も一定の効果をあげているようです。


予防

有効な予防方法はありませんが、定期的な血液検査で、甲状腺ホルモンを測定する事で早期発見をする事が出来ます。


関連疾患

糖尿病、心肥大


好発犬種

犬での発生は稀です。中高年齢の猫が多くみられます。