誤飲


原因

ペットは家の中や散歩中に、食べてはいけないものを口に入れることがあります。少しくらいなら大丈夫、と思うかもしれませんが、異物によってはペットを危険な状態にすることがあります。代表的な異物は以下の通りです。

① 危ない食べ物

ネギ、チョコレートなど

② 薬品、薬

タバコや人の薬、フィラリアの薬もまとめて食べてしまったなど

③ 消化しないもの

針、金属、毛玉、ひもなど


症状

食道で閉塞した場合

食道で閉塞した場合、激しい症状を引き起こすことが一般的です。呼吸困難になったり、血混じりの涎を出すことが多くみられます。異物はリンゴ、ガム、ジャーキー、おもちゃなどで多くみられます。

胃や腸で閉塞を起こした場合

食欲はあって食べるが、数時間後に未消化のものを嘔吐するのが一般的です。そのまま放置をするとだんだんと元気がなくなり、食欲も低下していきます。さらに放置するとグッタリと虚脱し脱水を起こします

その他、胃や腸で閉塞を起こさない場合

異物によって症状は様々ですが、薬物などは1時間の間に何度も嘔吐を繰り返します。胃の粘膜に刺激があるものの場合は、嘔吐物に血が混じったりします。

中毒症状の場合は、血尿や血便、虚脱をする事が見られます。


治療

まずはご連絡をいただきすぐに来院することをお勧めします。病院ではまずレントゲン撮影をいたします。消化しない異物があれば場所がどこにあるのか特定するのに役立ちます。

崔吐処置

針や大きな異物など吐かせて食道を傷つける恐れの少ないものは注射薬を使って吐かせてます。

崔吐処置 およそ¥10,000

外科的な処置

針や大きな異物、腸で閉塞を起こしている場合、胃捻転を併発している場合は、回復手術によって直接異物を取り出します。

 

全身麻酔下での手術 ¥50,000~

入院費等は別途発生します。


予防

普段から誤飲させないようしつけをするなど注意することが大切です。仔犬の場合はケージトレーニングをすることが必要になります。


関連疾患

胃腸炎、膵炎


好発犬種

すべての犬種、特に若い犬、食欲がある犬に多く見られます