心臓循環器科


心臓循環器とは心臓と全身に血液やリンパ液を循環させる器官のことを差します。

心臓や循環器に異常が生じると血液を体に送る事が出来なくなり、細胞に十分な酸素や栄養供給ができなくなり、細胞の機能が低下したり、最悪の場合死に至ります。

咳をする、ハァハァしている、舌がムラサキ、倒れてしまう、このような場合は循環器、特に心臓に疾患を抱えている可能性があります。この分野における近年の獣医学の発展は目覚ましく、ペットの寿命を大幅に引き上げた一因でもあります。

犬の心臓疾患は高齢化に伴い、増加傾向にあります。他の疾患と同様に早期発見、早期治療が大切です。

よくあるご質問

血圧測定を犬や猫でも必要なの?

生体の血圧調整は、各臓器に必要十分な酸素や栄養分を血液によって運ぶ上で大変重要なシステムです。遺伝的な要因、先天性の異常、あるいは食生活、加齢による変化、ストレス、運動負荷などによって血圧調整が不調になった場合、様々な疾患を引き起こす事が知られています。
あいペットクリニックでは、獣医師の判断で、血圧測定を計測を行う事があります(再診料に含まれます)。
心拍数は、心不全の重症度とにも相関がありますが、病院の環境ではストレスから亢進する傾向にあります。普段からご自宅で安静にしているときに、胸に手を当てて心拍数を測ってあげる事も大切です。

血圧の調節の仕組みを教えてください

血圧の調整は、いろいろなシステムがあります。その代表例を説明します。

① 神経系による短期的調節システム

神経による血圧調節は、自律神経系(交感神経と副交感神経)によるもので、交感神経が血圧を上げる方向に働きます。例えば、「火事で逃げなければならない!!」などストレスがかかると、交感神経からノルアドレナリンなどのホルモンを分泌し、血管を収縮させます。血管抵抗が上がるため血圧が上昇し、末梢まで栄養分や酸素の供給が可能になります。ちょうどホースの先を摘まんで、水圧を上げる原理と一緒です。ノルアドレナリンにはα作用とβ作用がありますが、とくにβ作用は心臓の拍動を速くします。

② 内分泌系による中期的調整システム

レニン-アンジオテンシン系(RAS)という内分泌系システムが中期的な血圧調節を行っています。腎臓に入る血液量が減ると、腎臓はレニンという酵素を分泌し、血中のアンジオテンシンや副腎のアルドステロンというホルモンを活性化して血管を収縮させ、塩分の吸収を促します。
哺乳類の祖先は、海から上陸した際に、体内を海水と同じ成分に保つこのシステムを作ったと言われています。

心臓循環器の診断

あいペットクリニック稲毛獣医科では、デジタルレントゲン・ドップラー血圧計・心電図・カラードップラー超音波を用いて心臓の内部構造を確認し、各種循環器疾患を鑑別して治療を進めていきます。

心臓循環器の治療

あいペットクリニック稲毛獣医科では、従来通りの内科治療がメインとなります。

心臓循環器の代表的な病気

僧帽弁閉鎖不全症

僧帽弁閉鎖不全症は、体内で血液を送り出すポンプの役割を行っている心臓内で弁の役割をする僧帽弁が、おもに老化によって粘液変性を起こし、閉鎖不全を起こし、これにより左心室から左心房への血液の逆流が起こり、左心系の血液のうっ帯が起こる事によって様々な症状を引き起こします。僧帽弁閉鎖不全症の予防・治療については千葉市稲毛区の動物病院、あいペットクリニック稲毛獣医科へ。

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心筋症

心筋症は、犬猫だけではなく、人も含めた哺乳類全般で見られる病気で、心臓が何かしらの原因で機能が低下する事で心不全を生じる病気です。遺伝子が強く関与している事が解っています。心筋症の治療については千葉市稲毛区の動物病院、あいペットクリニック稲毛獣医科へ。

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犬猫の血圧

生体の血圧調整は、各臓器に必要十分な酸素や栄養分を血液によって運ぶ上で大変重要なシステムです。遺伝的な要因、先天性の異常、あるいは食生活、加齢による変化、ストレス、運動負荷などによって血圧調整が不調になった場合、様々な疾患を引き起こす事が知られています。このため、千葉市稲毛区の動物病院、あいペットクリニック稲毛獣医科では、獣医師の判断で、血圧測定を計測を行う事があります。

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