白内障


原因

眼球内に位置する両面が凸状のレンズ(水晶体)は、通常透明ですが、何かしらの理由で白く濁り変性を起こした状態を白内障と呼びます。

その一方で、5~6歳以降より水晶体の中心部が、青白く見える現象があり、これを角硬化症と呼びます。老化現象であり視力を失うこともないため、治療の必要はありません。

白内障には、その進行の過程で、(1)初発の白内障、(2)未熟な白内障、(3)成熟の白内障、そして(4)過熟の白内障に分類する事が出来ます。

また白内障はその原因から、老化現象に伴う老齢性白内障の他に、遺伝性の白内障、他の眼の病気(たとえば緑内障、葡萄膜炎、水晶体の脱出など)から発症した続発性の白内障、外傷によって起こる外傷性白内障、真性の糖尿病から続発して起こる糖尿病性白内障などに分類する事が出来ます。


症状

物にぶつかる、ボールを投げても気付かない、階段でつまずくなど、一般的に視力の低下が見られます。

白内障を放置すると、白く濁った水晶体が目の中に漏れだしたり、ブドウ膜炎を起こしたりする可能性があります。ブドウ膜炎を放置した場合は緑内障に進行する場合があります。


治療

一般的に多くみられるのは老齢性白内障ですが、初期に発見できれば、手術の必要はなく点眼薬と内服薬を使えば、白内障の進展はかなり長期にわたって抑えることができます。

白内障によって視野が損なわれている場合の唯一の治療法は、外科的に水晶体を摘出することです。


予防

効果的な予防方法はありません。早期発見と早期の治療開始が重要です。


関連疾患

角硬化症、糖尿病、緑内障


好発犬種

 

AI Pet Clinic – CATARACTA