麻酔事故に対する評価


手術における有害事例

2015年1月 ミニチュアダックス 避妊メス 5歳
ヘルニア整復術。麻酔導入後から、房室ブロックを起こすものの、不整脈治療薬にて回復したため、術式を変更し手術時間を短縮して手術完了。覚醒良好。同年10月に免疫介在性溶血性貧血を発症、現在まで治療中。自己免疫性疾患があった事が判明した。

2017年3月 チワワ 避妊メス 9歳
多院からの転院 膝蓋骨脱臼、レントゲン撮影で左後足グレード4、右後足グレード3と診断。術前の血液精密検査で大きな異常が認められなかったため、同月両側後足同時に整復術手術を行う。手術翌日、もともと持っていた水頭症が原因と思われる神経症状を発症し治療を試みるも同日死亡

考察

上記の2件ともに基礎疾患があるため麻酔の副反応が強く出た結果だと考察しています。当院では年間およそ500例の麻酔下での手術および処置を行っております。

麻酔による事故は決して多くはありませんが、できる限り「0」にするように日々努力しております。術前の検査を徹底する事、あわせてインフォームドコンセントを充実させるよう努めています。

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