飼い主様からのお手紙頂きました。

お客様からの声

夏場と言う事もあり、連日皮膚病のペットの転院が多く見られます。特にアポキルをずっと飲んでいても皮膚の状態が良くならないとの事で来院する方が特に多いです。

そんな中先日飼い主様から手紙を頂いたので、この場でその内容を公開させていただきます。

① 耳の治療
当院では、直ちに麻酔をかけて耳処置をすることはありません。9割以上の症例で、無麻酔での耳洗浄のみで良化します。
ただ、アメリカン・コッカー・スパニエルのような犬種の慢性外耳炎で、(水平)耳道が狭くなっている場合は、麻酔下で耳道を切開する方法を適用する事がありますが、ごく少数です。

診察時に皆様のペットの耳の状態は、モニターにて飼い主さまに一緒にごらん頂いた上で治療を進めていきますのでご安心ください。

② アポキルの副作用
飲むことによって直ちに食欲低下する例もありますが、私自身はあまり多くは無い印象を持っています。
ただ繰り返しこのブログで書いているように、アポキルを始めると終わりの見えない治療になります。まずは正しい診断が必要です。
当院では、第一選択としてアポキルを処方する事は無くは、まずは少ない容量のステロイド剤を数日飲ませてもらって反応を見ることから始めます。

アポキルの副作用は以下のページを参考ください。(アポキルの副作用)

アポキルの乱用への警鐘

以上、手紙で内容を頂き、また同じような悩みや境遇の飼い主様もいると予想されるため、ここでコメントを書かせて頂きました。

アポキルで良くならない、不安を感じている方は当院までご相談してみてください。