原因
脳を保護する脳脊髄液と呼ばれる液体の量が増加したり、流れが悪くなる事で、水圧(脳圧)が上がり、脳を圧迫する事で生じる病気です。
症状
脳が圧迫される事で、脳の構造や機能に障害が出てくる。その程度や範囲によって様々な症状を表します。
視覚障害てんかん様発作旋回運動や姿勢の異常行動の異常(落ち着きがない、不活発、しつけを覚えない)
治療
まずは診断が大切になります。MRI検査が重要です。この際は麻酔が必要になります。
診断が確定された後は、脳圧を下げる薬による内科的な療法が主体になります。
内科的な治療が十分でない場合は、外科的な医療が必要になる場合があります。
予防
効果的な予防方法はありません。早期発見と早期の治療開始が重要です。
関連疾患
脳炎、脊髄空洞症
好発犬種
先天性の水頭症の場合
チワワ、マルチーズ、ポメラニアン、トイ・プードル、パグ、ペキニーズなど