原因

主に先天的な原因で、まぶたが内側に巻き込んでいるために、睫毛が角膜の表面をこするので、かゆみや眼やにを伴う病気です。

症状

放置した場合、こすって角膜の表面を傷つける事で、角膜炎や結膜炎を併発したりすることもあります。

治療

軽度の眼瞼内反症(逆さまつげ)の場合、刺激しているまつ毛を定期的に抜く事で治療します。結膜炎や角膜に傷が付いている場合は、点眼薬などで治療をします。まれにアレルギーなどによって眼を掻く事で眼瞼が内反する場合は、アレルギーの治療を行う事もあります。
 
当院ではレーザーによる治療も行っています。

予防

先天性による疾患がほとんどの為、効果的な予防はありません。定期的に眼のチェックをする事が予防と考えます。

関連疾患

食物アレルギー

好発犬種

シーズー、パグ、チン、マルチーズ、ブルドッグ、コッカー・スパニエル、トイ・プードル