うさぎの病気について

ウサギは犬や猫と同じ哺乳類ではありますが、その食事や生活様式はまったく異なります。また野生下では捕食される側の動物であり、些細なことでもストレスになり体調を崩すことがあります。
 
さらに体の小ささから検査・治療がスムーズに進まないこともしばしばあります。

ウサギの病気でよく見られる症状

考えられる疾患

食欲低下 不正咬合 疼痛 食事・おやつの変更 腸管うっ滞、毛球症など 精神的なストレス 肝臓病 腎臓病
皮膚病 皮膚糸状菌 寄生性皮膚炎 湿性皮膚炎 自咬・外傷
斜頸 内耳炎 エンセファリトゾーン その他前庭疾患
血尿 膀胱炎 子宮疾患 尿路尿石

ウサギの病気の検査

あいペットクリニック稲毛獣医科では、聴診、触診はもちろん、レントゲン検査、超音波検査、場合によっては血液検査、アレルギー検査を用いて迅速に診断治療いたします。
 
特にウサギに特化した、少量でも血液検査ができるVETSCANを使用しておりストレスなく迅速に診断をすることが可能です。

ウサギの代表的な病気

  • 不正咬合(臼歯過長)

    ウサギの歯はかたい植物を食べても磨り減ってしまわないように、前歯も奥歯(臼歯)も一生伸び続 けます。しかし逆に柔らかいものばかり食べている...

  • 毛球症(消化器失調)

    ウサギは毛繕いすることで被毛の健康状態を保っています。しかしながら猫とは違い、体の構造上飲み込んだ被毛を吐き出すことが出来ません。胃の中...

  • エンセファリトゾーン症

    エンセファリトゾーン症はウサギに斜頚(首をかしげる)、ケイレン、眼振(目が高速で動き続ける)、眼球内炎症、運動失調など様々な症状を起こし...

  • ウサギの子宮疾患(子宮腺癌)

    雌のウサギは3歳以上になると1/2~1/3が子宮腺癌にかかるとも言われています。そんなに急速に成長するタイプの癌ではないとされていますが、最終的...

  • 尿路結石・膀胱炎

    ウサギの尿はカルシウム濃度が高めであり、そういったミネラル成分が膀胱や尿道で結石となり排尿障害 を起こします。トイレでずっと排尿ポーズをと...